『さなぼり』という言葉を聞いたことがありますか?
田植え終了の祝いのことをいい、田の神がお帰りになる意味があります。
田植えが無事にすんで、田の神を送るための祭事でしたが、のちには田植終わりの祝いや休養日と考えられるようになりました。園芸工学科では毎年1年生が田植え実習を行っています。収穫した米は収穫祭のときに配布し、BBQなどと一緒に味わいます。
日ごろの生活において関わる級友や学習環境に感謝するとともに、食について考える機会とする意味も込めて、今年度初の試み『さなぼり』を実施することにしました。
本来なら、鯉など魚料理を食べる文化のようですが、園芸工学科は農業に関する学科ですので、栽培している作物を使って作れるカレーになりました。
具材は鶏肉、ニンジン、トマト、タマネギ。
鶏肉以外は学校で栽培したものです。ジャガイモは残念ながらまだ収穫適期ではありませんでした。
初めて作る分量で、どのくらい作ればいいのか?
食品製造選択生がたくさんのタマネギの皮を泣きながら剥いてくれました。
トマトも大量!!一生懸命湯剥きして投入