2023年7月26日

農業クラブ 県農業鑑定競技会

7月25日、鶴翔高校にて県農業クラブ農業鑑定競技会が実施されました。
農業鑑定競技会は、農業の各分野を8つに分け、それぞれに関する知識や技術の成果を競うものです。
その出題範囲は広範囲に渡り、鑑定、判定、計算、測定、診断、審査技術に関する問題を20秒で答えます。例えば、出題範囲に『イネ』とあっても、問題は『イネ』と答えるものに限らず、科名を答えたり、原産地を答えたりする問題もあります。
また、全40問のうち、最後の2問は農薬や肥料、試薬、水圧などの計算問題となっています。
本校からは3年生3名、2年生1名、1年生1名の計5名が分野園芸に参加しました。
昨年、一昨年から取り組んでいる生徒もいますが、校内大会以降、ほぼ毎日放課後等を使って学習をしてきました。
結果は、3年東村文睦くんが見事最優秀賞受賞!!


1年時から県大会に参加し、2年時は県大会優秀賞(3位)、全国大会に出場し優秀賞入賞でした。
昨年の悔しさを乗り越え、今年も全国大会への出場権を獲得しました。
残念ながら入賞できなかった生徒もいますが、これまで精いっぱい学習に取り組んできました。
1・2年生はまた来年頑張ってもらいたいと思います。

2023年7月20日

生活文化科1年 職業理解講座(7月7日)

7月7日(金)5・6時間目
生活文化科1年生「生活産業基礎」で職業理解講座を行いました。
九州圏内の大学・短大・専門学校の先生方をお招きし
一人2講座選択し、受講しました。
将来の職業選択につながる大事な授業で
生徒たちは目を輝かせながら先生方の授業を受けていました。
以下は一部の講座の写真になります。


カフェ講座
コーヒーの勉強のあと、自分たちでラテアートをしました。

  

製菓講座
簡単に作れる型を使ってのあめ細工

美容講座
ヘアアレンジの技法を学びました。ゴムとピンでどのように動きを出すか
など教えていただきました。生徒たちは練習台に向かって集中して取り組んでいました。

    メイクエステ講座
テーマに沿ってメイクをしました。たくさんの色から
選ぶのはとても難しく悩んでいましたが、なんとか自分の思うメイクができていたようです

ブライダル講座
教室の前の方ではウエディングプランナーやブライダルエステについての
説明、後ろでは学生さんたちがブライダルヘアアレンジを
生徒たちに教えてくださっていました


福祉講座
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士それぞれの仕事内容についての説明を受け、
体験をさせていただきました
     


幼児教育講座
保育士・保育教諭・幼稚園教諭などの職業についての説明と、
絵本の読み聞かせ、折り紙を使った体験など、楽しく過ごしているようでした。



【7・8月の予定】
    ・終業式(7月20日)
    ・被服(和)2級検定
    ・食物調理2級・1級検定
    ・かごしま総文祭(7月29日~8月4日)
    ・中学生一日体験入学(8月4日)
    ・ヘアメイク出前授業
    ・校内美化作業(8月26日)

 

2023年7月13日

園芸工学科 生物活用ハーバリウム

7月13日生物活用の授業でハーバリウムを作りました。
先週に引き続き、体験入学の準備も兼ねています。
ボトルに合わせてドライフラワーやプリザーブドフラワーを配置していきますが、バランスを考えて入れていくのは難しいので、100円ショップで販売しているミニフラワーブーケをアレンジして使います。


まずは、ボトルに入る長さにカット。


どこから見ても花が見えるように調整し、束ねます。
このままだと束ねたヒモが見えてしまうので、ボトルの下の方に花や葉などのパーツを詰めていきます。



パーツもブーケも詰め終わったら、シリコンオイルをゆっくり入れていきます。
以前クラフトバンドで作成したコースターとリボンと一緒に飾り付け。


全員が違うフラワーブーケを使い、コースターの色もそれぞれ違う組み合わせです。
自宅に持ち帰り、同じように飾ってほしいと思います。
これで1学期の生物活用の授業は終わりです。
ハーバリウムもレジンキーホルダーも今年授業に取り入れてみました。
2学期以降もいろいろと制作が続きます。また、新たに取り入れるものを探したいと思います。

2023年7月10日

園芸工学科 生物活用レジンキーホルダー

7月6日生物活用の授業でレジンキーホルダーを作成しました。
8月4日に行われる中学生体験入学の準備も兼ねています。
まずは、作りたい型と中に入れるドライフラワーなどのパーツを選びます。
校内に咲いていた花のドライフラワーもあります。


表面をきれいにするため、シリコン型にレジン液を隅まで流し入れ、花を置きます。



ここでパーツを固定させるために硬化させます。


そしてまた、レジン液を流し入れ、再度硬化。



最後にキーホルダーパーツをつけて完成です。


レジン液が多く厚くなりすぎたり、穴が埋まってしまったりして、キーホルダーパーツをつけられないものもありましたが、形やデザインの違うものができました。
体験入学では納得のいくものができるように、今回の手順やできあがりを振り返り、見直したいと思います。

2023年7月7日

農業クラブ 県フラワーデザイン競技会

7月6日、本校で県農業クラブフラワーデザイン競技会が実施されました。
農業クラブの県大会、各種発表会・競技会は県内農業高校11校が分担して実施します。
本校はフラワーデザイン競技会の担当となっており、農業クラブ役員とフラワーデザイン同好会を中心に準備・運営を行いました。
競技には、本校から、2年池田晶さん、3年今奈良彩花さん、岡元ひめなさん、榮あいりさんの4名が出場しました。


フラワーデザイン競技会では、60分の制限時間の中で、用意された花材と資材等を使い、テーマからイメージした作品をフリースタイルで作成します。
今年のテーマは『いきる、いかす、いける』。その他にも花器やサイズの規定、コンセプト用紙の記入もしなくてはなりません。
事前にテーマ、花材は発表されていますが、当日花材が追加されることもあります。どれだけ練習を行ってイメージが固められているか、臨機応変さが求められる競技です。


花材には、バラ、カーネーションなどの花、タマシダ、サツマ杉などの葉、今回は苦竹もありました。また、ルリタマアザミ、ヒメヒマワリが当日追加花材とされ、必ず使うことという指示もありました。


18名の選手が出場しましたが、それぞれ苦竹の使い方が違い、花器や花材の組み合わせで
作品の雰囲気も全く違うものができており、センスがキラリと光る作品に仕上がっていました。
作品完成後はコンセプト用紙を記入し、審査員2名による審査が行われます。


審査・昼食をはさみ、審査員による講評とデモンストレーションが行われました。
花屋さんによるフリースタイルの競技を、解説を聞きながら間近で見ることができて、とても良い刺激を受けたことでしょう。




気になる競技の結果ですが…見事3年岡元ひめなさんが入賞。2位優秀賞をいただきました。10月に福井県で行われるさんフェアふくいへの出場権も獲得。



苦竹やソケイを効果的に使い、風や川に見立てて作成。納得のいく作品ができたようです。



池田さん、今奈良さん、榮さんも練習通り作成できたようです。
ちなみに、1位最優秀賞、3位優秀賞の作品がこちらです。


農業クラブ 県農業情報処理競技会

7月5日 鹿児島情報ビジネス公務員専門学校において、県農業クラブ農業情報処理競技会が実施されました。
今年度は全国大会が熊本でで実施されることとなっており、全国大会へは各ブロック(鹿児島県は九州)から2名まで出場できます。
今回は、8月4日に開催される九州大会出場をかけた県大会となりました。


本校からは3年永田遼太郎君が参加。
開会式のあと、20分間の公式練習、80分の競技が始まります。
競技内容は、提示されたデータを指示に従い、計算し表作成、グラフ作成(Excel)、作成した表・グラフを参考に考察文書の穴埋め(Word)、考察文書を参考にプレゼン資料の作成(Powerpoint)を80分間で行います。


前日までの大雨で登校できず、練習ができない中でしたが、時間いっぱいなんとか最後まで取り組みました。
結果は残念ながら入賞できませんでしたが、体験教室等もあり、良い経験になったと思います。

園芸工学科 スイートコーンの収穫

7月5日、1年生『農業と環境』の授業でスイートコーンの収穫を行いました。
雨が心配されましたが、なんとか収穫できました。


4月25日に定植してから約2か月、定植から収穫まで行ったのは初めてです。




雨が降り続いたあとの収穫でしたので、あまりきれいなものではなかったかもしれませんが、美味しいものが収穫でき、生徒も喜んで食べたり、持ち帰ったりしました。
どのように食べたのか、気になるところです。
夏の実習はこれで終わりです。2学期からは冬野菜の栽培を行いますので、お楽しみに。