7月6日、本校で県農業クラブフラワーデザイン競技会が実施されました。
農業クラブの県大会、各種発表会・競技会は県内農業高校11校が分担して実施します。
本校はフラワーデザイン競技会の担当となっており、農業クラブ役員とフラワーデザイン同好会を中心に準備・運営を行いました。
競技には、本校から、2年池田晶さん、3年今奈良彩花さん、岡元ひめなさん、榮あいりさんの4名が出場しました。
フラワーデザイン競技会では、60分の制限時間の中で、用意された花材と資材等を使い、テーマからイメージした作品をフリースタイルで作成します。
今年のテーマは『いきる、いかす、いける』。その他にも花器やサイズの規定、コンセプト用紙の記入もしなくてはなりません。
事前にテーマ、花材は発表されていますが、当日花材が追加されることもあります。どれだけ練習を行ってイメージが固められているか、臨機応変さが求められる競技です。
花材には、バラ、カーネーションなどの花、タマシダ、サツマ杉などの葉、今回は苦竹もありました。また、ルリタマアザミ、ヒメヒマワリが当日追加花材とされ、必ず使うことという指示もありました。
18名の選手が出場しましたが、それぞれ苦竹の使い方が違い、花器や花材の組み合わせで
作品の雰囲気も全く違うものができており、センスがキラリと光る作品に仕上がっていました。
作品完成後はコンセプト用紙を記入し、審査員2名による審査が行われます。
審査・昼食をはさみ、審査員による講評とデモンストレーションが行われました。
花屋さんによるフリースタイルの競技を、解説を聞きながら間近で見ることができて、とても良い刺激を受けたことでしょう。
気になる競技の結果ですが…見事3年岡元ひめなさんが入賞。2位優秀賞をいただきました。10月に福井県で行われるさんフェアふくいへの出場権も獲得。
苦竹やソケイを効果的に使い、風や川に見立てて作成。納得のいく作品ができたようです。
池田さん、今奈良さん、榮さんも練習通り作成できたようです。
ちなみに、1位最優秀賞、3位優秀賞の作品がこちらです。