2023年11月16日

園芸工学科 生物活用 テラリウム&タイルコースター

11月13日、時間割変更の関係で月曜日の授業になりました。
今回はテラリウムとガラスタイルのコースター制作を行いました。

前回の座学で室内園芸装飾について学習しました。
室内園芸装飾とは、家庭や学校、ビルやホテルなどの室内環境に、観葉植物や鉢花、樹木などを使って装飾することをいいます。
室内園芸装飾の例として、土を使わないハイドロカルチャーや気密性の高い透明な容器で栽培するテラリウムがあります。
この2つを組み合わせたテラリウムを身近に手に入る材料を使って制作していきます。

蓋付きの容器では水分管理が難しいので、ガラス容器(食器)を用います。
また、植物も、水や土がなくても育つエアプランツを用いることにしました。

まずは、土台となるハイドロボールやガラスサンドを配置していきます。


層になるように入れたり、半分ずつになるように入れたり。
エアプランツを用いるので、好きなように配置して大丈夫。
蓋もないので高さを気にする必要もありません。
あとはオブジェやエアプランツを飾っていくだけ。



オブジェ(動物)をどの面を見せるかによって正面が決まります。



ガラス容器やオブジェは同じものは用意せず、ガラスサンド、インテリアストーンも数色用意しましたが、青が人気すぎて、夏っぽい印象のモノがたくさんできあがりました。

また、ガラスタイルのコースターを制作しましたが、これまで制作した多肉植物の寄せ植え、ウッドポット、素焼き鉢のペイント、テラリウムなどを室内で飾るときの受け皿代わりとなります。
下書きに合わせてガラスタイルを仮置き。ボンドを薄く塗って貼りつけていきます。



ボンドが完全に乾くのを待ってセメントで埋めていきます。



このまま1~2日乾燥させれば完成です。




多肉植物の寄せ植えやウッドポットの受け皿にすると模様が見えなくなってしまいました。
そのまま飾ってもいいですが、ハーバリウムやワイヤークラフト用にしてもいいですね。