2022年11月18日

県高等学校美術工芸教育研究大会(秋季大会)が開催されました。

11月17日木曜日,本校にて美術工芸研究大会が開催され,

県内の高校から,29人の先生方が参加されました。


本校の美術担当の平野先生が,

「美術Ⅰ 絵画」の分野で研究授業を行いました。🎨


題材名は『問いかける私』。

現代アートの考え方を参考に,社会と私のつながりを意識し,

自分なりの問題提起やメッセージを,

絵画作品にあらわすという課題です。


本時では,「造形的な視点で自他の作品を分析し,

主体的に鑑賞して意見交換をしよう」を目標として,

学習活動が展開されました。


生徒はまず,ふせん紙に自身の主題を表現するために行った工夫や

取り組んだことについて書き出します。


その後,グループで,友人から作品の印象,感想を聞き,

それを受けて,自分の作品について説明します。




さらに作品についての意見交換をグループで行い,
出てきたアイデアをふせん紙に書き出していきます。


携帯端末を用いてふせん紙と作品が配置されたカルトン全体の写真を撮り,
画像をOneNoteに転送して本時の振り返りを入力します。



生徒の振り返りを,全体で共有します。

自身の変化や新たな気づきが,それぞれにあったようです。


今日の意見交換を参考にしながら,生徒たちは,

完成へ向けてどのような工夫をしたらよいか試行錯誤しながら,

制作を続けていきます。

完成後は相互鑑賞,相互評価を行い,

キャプションと作品解説とともに校内に展示される予定です。